子供と同じか

先日テレビをつけたら、政党とはなにか、を小学生にわかってもらうために、
学校の問題点や改善点をテーマに政党をつくらせ、模擬選挙を行うというものだった。
最初は政党なんて全然わからない、という子供達が、
次第に選挙で勝つには少人数より大人数をとりしきる方がよい、
と気づき、合併やら同盟を結んだりもした。
またテーマをそっちのけに、票集めだけに必死になる生徒もでてきた。
これを見て現実の政治の世界と同じなのが大変面白かった。
政策そっちのけで選挙で勝ち、地位を保つことだけに必死になる、という部分がまったく同じなのだ。
日本は問題が山積みである。
先の選挙ばかりを見ていて、政策そっちのけで一人の党員に振り回されているような現与党を見ると、
どんなに立派な経歴を持つ大先生でも子供となんら変わらないというのが、実に悲しく思えた。