神様のカルテ

昨年の本屋大賞受賞作品で、読んでみたいと思っていた「神様のカルテ」ですが、
結局読まずにいたところ映画化されたということで観てきた。
地方病院で勤める風変わりな若手医師が大学病院の医局から熱心な誘いを受ける。
残るか誘いを受けるか迷っているところで一人の末期がん患者と出会い、
向き合っていく中で答えを見つけていく、といったストーリー。
出演者が皆なかなかすばらしい演技をしていて、そこはよかった。
特にネプチューン原田泰造が良い感じだった。
コントっぽい感じは無いし、最初あの俳優誰なんだろっておもったほど。
ただ、泰造が出てくるシーンは主人公が病院から離れて自宅で過ごしているシーンであり、
ストーリー的にすごく浮いた感じがして、果たしてこのシーンが必要なのかと疑問におもった。
原作では詳細が書かれているのだろうから意味が出てくるのかもしれない。
全体を通して、一言で言うと医療系と感動系(泣かせる系)の中間を行く映画じゃないかなと思う。
あらためて原作を読んでみたいと思った。