ピッチ

弟が携帯をキャリアごと替えたらしい。
聞いてみると安いからWILLCOMにしたんだとか。
ん?携帯じゃなくてPHSじゃん!と思ったのだが、弟は見た目は他社(携帯会社)と変わらないし、
スマートフォンだってあるから携帯なんだと言い張っていた。
一応電波帯域の違いがあってエリアが狭いことは知っていたので、
それを説明して携帯電話との違い理解してもらえたみたいだが、
改めて考えると、PHSのメリット・デメリットってなんだろ?と疑問が。
調べてみたら、いろいろわかった。
・電波帯域:携帯は800MHz/1.5GHz、PHSは1.9GHz。高周波である分遮断物に弱いのがPHS
      つまりPHSはつながりにくいが、電磁波が弱いので医療の現場等で使用できるんだとか。
・エリア:携帯は広域をカバー出来るのに対してPHSは1つの基地局で500mくらいまでしかカバーできない。つまりPHSはエリアが狭い。
・音質:携帯もだいぶ改良されているらしいが、PHSのが高音質。
・コスト:携帯よりPHSの方が圧倒的に安い。
ざっとこんなところ。あとはPHSのが高速移動通信に弱いとか。電池のもちはPHSのが良いとか。
PHS最大のデメリットはやはりエリアの問題だけどWILLCOMも必死で基地局を増やし、
人口カバー率は99%となっている。地下にも強いとのこと。
つながらないのは山岳部や人口の少ない地域のみ。
今後はそちらにも基地局を建ててカバーしていくんだとか。
そう考えると、PHSは捨てたもんじゃ無いなぁと思う。
携帯電話も番号枯渇のため070で始まるっていうし、感覚的にはPHSも携帯電話って言ってしまっていいんじゃないか、と感じた。