捕鯨禁止

日本の調査捕鯨が「透明性や明確さを欠いた」ということで、
豪州の訴えにより国際司法裁判所が調査捕鯨差し止めの判決を下した。
日本としては、商業捕鯨が禁止されてからも、
鯨の生態を調査するという目的のほか、
鯨食と捕鯨文化を守るために捕獲してきた側面はあると思う。
だから、調査このような判決がでてしまったことは、残念ではあるが、やむを得ない部分もある。
判決には素直に従わざるを得ないだろう。
ただ、そもそも捕鯨禁止した理由について、明確な科学的根拠がなく
捕鯨国がこぞって捕鯨禁止に乗りだし、合法化した経緯があるというのも事実。
今後、鯨を食糧資源と考える日本としては、
科学的事実に基づき商業捕鯨の再開が可能になるよう
正々堂々と国際社会に訴えることが必要だと感じた。