1月1日の出来事

年明け早々、散々な思いをして実家から自宅まで帰ってきた、と書いたが、
なにがあったのか、思い返して書いてみる。
あの日は、家を出るとき雪がちらつき始めたところだった。
ちょうど1/2くらい高速を走ったところで段々雪が酷くなってきた。
ちょうどサービスエリアも近くにあったが、混雑してそうなのと、
通行止めで足止めを食らうよりはさっさと通過したい、という思いで
トイレは我慢してサービスエリアを通過。
このあたりから、高速道路の路肩に車を止める人がちらほら現れる。
チェーンを巻くためのようだ。
違反行為なんだからけしからん、という思いと、
自分の車はノーマルタイヤなので大丈夫かなという思い半分で、
それでも路面は十分走れる状態なのでそのまま走り続けた。
フロントガラスの雪が氷ついてきて、いよいよワイパーで取り除くのが困難になったところで、
幸い長いトンネルに入る。と、同時に渋滞。
完全に流れが止まったすきに、これ幸いとフロントガラスの雪(もう氷状態)を取り除く。
これで大丈夫、としばらく待つもなかなか車は動かず。
これが16時すぎだったと思うが、ここからは20分に50m進んでは止まる、というのを繰り返す。
我慢していたトイレももう限界。
車の外を見るとトンネル内を歩いている人もちらほらいるし、子供は端のほうで小便している。
ただどうしても自分には真似できないと思ったので、
渋々ビニール袋を何重にも重ねてそこで済ませる。すっきりしたけど、なんとも屈辱的な気分だった。
順調ならば18時頃にはついて、暖かい部屋で夕食でも食べていただろうに、これが19時頃。
こりゃ0時近くになってしまうな、と覚悟したが、それも甘いことを後ほど知る。(続く)