ビリギャル

実話に基づいた書籍を映像化した「ビリギャル」を観た。
本は読んで無いが、本のタイトルとこの映画のサブタイトルにあるように
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
という結末がわかっている内容なのでほとんど興味を惹かなかったし、
映画化されるという話を聞いたときもふーん、という感じだった。
ただ、ネット上の評判をみるとなかなか良さそうだったので、
そんなミーハーな理由で観ることにした。
コメディー色が強いのかな、とおもっていたけど、
実際はそんなことなくヒューマンドキュメンタリーな感じが強い。
要所要所で笑わせたり、泣かせたりといった要素は入るけど、
テンポ良く進みあっという間に物語りに引き込まれた。
若い出演者が話す名古屋弁がちょっと耳障りだった部分があるが、
ほとんどの出演者はなかなかの演技で、特に母親役の吉田洋がなかなか良かった。
タイトルからイメージした内容よりはるかによかった作品で是非おすすめしたい。
そうそう、有村架純は可愛かったっす。
おすすめ度:★★★