この冬の緊急事態宣言が栃木県を除き延長となる見込みだ。
陽性者数はどの地域も年明け1週間前後をピークに減少中。
ただ重症患者は後になって増える傾向であり、
それが落ち着いていないために延長という判断に至りそうだと推測している。
私は緊急事態宣言の直接的効果はほとんど無い、と見ている。
ただ、「やばいんだぞ」というメッセージにはなるのは確かだし、
次の波発生を鈍らせる効果はあるのかもしれない。
ただ、それがあまり長引くとメッセージも薄れ経済が大打撃を受ける(すでに受けているが)。
だからこそダラダラ続けるものでは無いのだが決まりそうなものはどうしようもない。
心配なのは解除後第4波がいつ立ち上がりどのくらいまで大きくなるか、ということ。
気候も暖かくなるはずだし精々昨年の春先並程度と思いたいが、
皆の気の緩みがあればまた爆発的に増えてもおかしくない。
ワクチンの話題も盛り上がってきた。
最初は眉唾物で実際の効果や副反応の心配をしていて大して期待していなかったのだが、
いろいろ調べると、どうやら重症化を抑えなんと感染者を減らす効果まであるとのこと。
副反応も命に関わるような症状が出たり、何年後かに影響するようなものが出る可能性は低いというエビデンスもあるらしい。
それが本当だとしたら、ワクチンの効果には期待したいが、
まだはっきりしない以上は高齢者と基礎疾患をもった人が優先かつ任意ですべきだな。
それ以外の人に対しては欧米での状況をじっくり見てから判断でもよく慌てる必要なかろう。
とにかく個人でできる対策は昨年から全然変わってない。
手洗いの励行とマスク着用、三密回避だ。