区別と差別

新型コロナワクチン接種が進められており、
リスクとベネフィットを各人がしっかり判断した上で、
打ちたい人は打つ、打ちたくない(打てない)人は打たない、というのが正しい姿であると思うし、
国としても強制はしていないし、また差別されるような状況を作るべきでないと思う。
が、ヤフコメを見ると、
・差別は駄目だが区別はやむなし
・接種するしないの自由もあるのだから、区別するしないも自由
とか言っちゃってる。正気か?
打った打たないで何かを区別するのは差別と変わらないのではないの?
男女だって最近は男だから、女だからで区別すら許されない世の中では無いか。
インフルエンザワクチンはそんな区別ないから、そんな感じが良いんだけどなぁ。
ヤフコメ民のような考え方の人が一定数いるから、
組織側にもそんな考えの人が出てきて差別は実際問題起きるのかもしれんので、大変懸念している。

ヤフコメの中にはワクチンさえ打てば新型コロナにはかからないと思っている人もいるようで、
「そのうち接種した人は施設や会場に入場する際フリーで出入りできるが、
未接種の人は入場できない、もしくはPCR検査や抗原検査が必要とされるような世の中がくる」
なんて書いているひとも見られた。
いやいや、ワクチン打とうが感染しますから。現に感染した人でてるし。
それに効果も永遠ではない。
ワクチンは恐ろしい、とただただ否定するのもよろしくないが、
ワクチンの効能をしっかり理解せず打てば安心、万全、何しても良い、という考え方も非常に危険。
あくまでもワクチンで防ぐのは重症化(それでも十分でない可能性もある)。
私がワクチンパスポートに否定的なのもこういう区別・差別につながるからなんだけどなぁ。

ともかく同調圧力とは恐ろしいものだ。