オリンピックも陸上競技が始まり後半に入ったが、
私は開幕当初から気になっていたことがある。
それは各競技で使われる時計がOMEGAであること。
東京オリンピックだからてっきりSEIKOだと思っていたのだが、
そういうわけでは無いらしい。
2009年にOMEGAは公式タイムキーパーとしてIOCと契約しており、
これは2032年大会まで続くとのこと。
つまり、「東京大会なのに」SEIKOが負けたというわけでは無いようだ。
そもそもOMEGAはスウォッチグループの一員でスウォッチ、ロンジン、スイスタイミングといったメーカーが属するグループ。
売上高はSEIKOの比ではないらしい。
巨額な金が動いたとしか思えないが、今の商業オリンピックを考えると、
必然的にSEIKOが入る余地はなかったし、今後も厳しいのかもしれない。
長野オリンピックはちゃんとSEIKOだったので、なんとなく寂しいがしょうが無いな。