正直なのがいい

新幹線の運転士が眼鏡を忘れたのに気づき報告した結果、
新幹線を緊急停止させ別の運転士に交代した、というニュースがあった。
このための遅れで影響を受けた6300人の利用者にとってみれば、納得のいかない人もいただろうが、
仮に事故でも起こっていたらと思うと、この対応は正しかったのかもしれない。
この事態に対応したJR西日本は福知山脱線事故で大きな批判を受けている。
今回の対応はその教訓を生かしているとも言える。
最近は「コンプライアンス」を重視する傾向にあり、
事が起きた場合は物事を隠して穏便に済ますということよりも、
ありのままに正直に伝えた方が良いとされる風潮になりつつある。
人間正直が一番良い、ということではないだろうか。