消費税還付

消費税10%の増税後、食料品に関して消費税の還付をするという案が財務省から出されたらしいが、
このやり方どうしても納得いかない。
マイナンバー制度を利用して購入時にマイナンバーカードを提示、
食料品についてはお店で2%に当たる額をポイントとしてカードに付与。
年間で最大4000円を上限になるという。
毎回払う消費税が高く感じるので後から還付されても、ありがたみが減る。
それからマイナンバーカードに記載されるマイナンバーは個人情報で、
このカード自体むやみに持ち出したくないものだが、
それをお店に提示するって、個人情報を担保に年間4000円の軽減を受ける、というのが馬鹿馬鹿しい。
しかもこのカード、裏面には堂々とマイナンバーが記載されているため、
簡単に見ることができてしまうのだが、
保護カバーや、見せないように対応して欲しい、というのが今の対策らしく何の対策にもなっていない。
それにお店のポイントカードや、電子マネー等のカード、クレジットカードなど、
ただでさえかさばるのにこれ以上カードを増えるのもいやだ。
そして4000円の上限。
低所得者対策の目的のため、これだけあれば十分だろう、という考えらしいが、
8パーセントはしっかりとるのだから、上限なんてつけるなよ。
財務省は結局いかに税収を増やすか、ということしか考えておらず、
とりあえずこれくらいは軽減してやる、という上から目線的な物も感じる。
この案で納得できるのはごく少数の方だろう。
これこそ官僚任せにせず、政治家さんの出番であり、
この愚策を見直してもらうよう、頑張ってもらいたいものだ。